経済日記

米国の財政赤字と関税と注意しておきたいこと

米債金利がいい感じに低下していますね。基本的に、今現在入手できる情報を総合すれば、関税は制御できないほど物価上昇を押し上げる結果にはなっておらず、特にコアインフレは今月分のあとはそろそろピークが近いと思います。なので僕は方向性は米債保有、つ...
総合認識

【2026年に再上昇を予想】インド株に投資を始めた理由

短期的にはいろいろもめてますが、最近インド経済の指標が安定と強さ両方を備える内容になってきていると思います。これは途上国から先進国へ向けた本格的な成長が始まる準備が整った状況に見えるので、投資することにしました。そこで今回は、インド経済にポ...
総合認識

アメリカ経済がまだリセッション入りしていない状況整理

米国経済がまだリセッション入りしていないことがわかる状況を整理しました。雇用と生産性👉新規失業保険申請件数まだ20~25万の間をうろうろしており、これは過去の後退局面で言えば大幅に少ないです。一般的な解釈ではリセッションは40万程度まで上昇...
経済日記

2025年8月の米国雇用統計を分析します

米国労働統計局によると、今日の米国の雇用統計は、雇用者数22,000の低水準に対し、失業率も上昇して4.32%でした。非常に悪い結果として報じられていますが、世帯調査の民間労働力(失業者+働いてる人の合計で働く意思のある大人の一般人)は43...
経済日記

2025年8月のS&PグローバルサービスPMIを確認します

S&Pグローバルによると結果は7月の55.7から54.5に低下しました。(S&Pグローバル公表資料より)6月の悪化から7月に強めに回復、そして8月にやや失速という推移であり、これは他の経済指標とも共通する違和感のない結果です。ISM非製造業...
経済日記

米国 2025年8月分ADP雇用統計を分析します

ADPリサーチによると、8月の結果は54,000の増加で、7月の106,000から失速しています。雇用の増加は横ばいに近くなってきました。(ADPリサーチの公表資料より)6月の失速からの回復結果として、6月に大幅悪化のマイナスとなり、7月に...
総合認識

毎月の米国景気後退の可能性をチェックしていきます(2025年8月分)

今月も、こちらの記事にまとめている米国の景気後退(リセッション)リストを中心にチェックしていきます。GDP成長率は、均せば生産性と労働人口で決まります。そして波の部分は債務の伸びです。なので、まずは生産性と雇用指標を見ていきます。雇用関連指...