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米国 2月の越境移民遭遇数が出ました(重要)(2025年2月分)

なにこれ…米国税関・国境警備局(CBP)によると2月の南部国境での越境移民遭遇数は、たったの11,706となりました。少なすぎます。推移を見てもらえばわかりますが、ほとんどもういません。1月の減少も危機的でしたが、まだ季節性がありました。で...
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米国のクレジットカードローンと商業用不動産ローンの延滞率などまとめてチェック

今日は米国の各種ローン延滞率をチェックしてみました。クレジットカードローン延滞率ここ数年の上昇が問題視されていましたが、時給労働者を含め賃金上昇率は物価上昇率を完全に上回っており、インフレ率も基本的には最近は落ち着いてるので、上昇はピークを...
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トランプ大統領の関税発動で米国のインフレ率は上昇するのか?議会予算局の分析と過去の動向

関税が課された場合の物価の影響を調べてみました。議会予算局によるPCE価格指数1%上昇の試算調べてみると米議会予算局(CBO)が昨年12月18日に分析していました。資料によると次のようになっています。 商品価値に10%の関税を一律に引き上げ...
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米国のリセッションの兆候(2月末時点)をチェックしました

米国のリセッション(2月末時点)の兆候をこちらの記事にまとめた14種類のデータでチェックしました。今回は前回と違い少し変化があります。まず昨日から記事にしているGDPnowが大幅に減速し実質成長率予測が-1.5%のマイナスになっています。こ...
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今後少し注意したい新規失業保険申請件数

この1か月半、米国経済の指標が悪化しています。しかし、新規失業保険申請件数はほとんど増加していません。この指標は、リセッションチェックリストにも取り上げている最重要指標で、実体を最も早く反映します。雇用統計は遅行指数とよく言われますが、米国...
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2月21日の下落の解釈は慎重にしたい

昨日は米国株から原油、10年債金利、ドル円まで下落しました。マーケットでは新型ウィルスの検出や、ミシガン大消費者信頼感のインフレ期待の急伸などが理由付けされていますが、この解釈は僕の相場観では違和感があります。例えばインフレ急進懸念で米国の...
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リセッションはまだ、しかし米国株は苦しい時代に入る可能性

昨夜、長く保有していた株式をいくらか売却し現金比率を28%にしました。売却の理由は、今年に入りいくつか出た米国経済のネガティブな指標に違和感がないこと、それと移民流入数が激減していることなどです。特に昨夜確認したデータは今年の移民流入が3分...