経済日記

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米国雇用統計 レヴィタン委員会によって精度が上がった全労働者総労働時間指標

面白いことに気が付きました。画像は米国の非農業部門、全労働者の総労働時間のチャートです。グレーの部分が景気後退期です。1980年代よりあとのリセッションでは直前の低下がハッキリしています。しかしそれより古い時代は曖昧で、僕はこの原因がはっき...
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新規失業保険申請件数が急増の原因は洪水だった背景を記録しておきます(2025年9月)

一時、新規失業保険申請件数が26万3000件で、4年ぶりの高水準、雇用の弱さとなった背景を記録しておきます。Xでは翌日にポストしていましたが、この多さには違和感しかないので調べたところ洪水の影響でした。嘘の申請が増えているなどと解説してるy...
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米国 8月の消費者物価指数(CPI)を確認していきます(2025年9月公表分)

米国の8月のCPIが出ました。※数値の参照元はBLSです。結果※前年比総合+2.9%コア+3.1%注目点※数値は前月比家賃シェルター(家賃のある項目)が+0.4%押し上げられています。主に影響したのは帰属家賃とホテルなどの宿泊費で、特にホテ...
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米国 8月の生産者物価指数(PPI)を確認していきます(2025年9月公表分)

8月の🇺🇸生産者物価指数(PPI)の中身を確認しました。※数値はBLSの資料から引用してます。結果前月比-0.1% 前年比+2.6%注目点※数値は前月比です。野菜 -15.1%前月比で+38.9%の大幅上昇から下落、移民流入減で収穫ができな...
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米国の財政赤字と関税と注意しておきたいこと

米債金利がいい感じに低下していますね。基本的に、今現在入手できる情報を総合すれば、関税は制御できないほど物価上昇を押し上げる結果にはなっておらず、特にコアインフレは今月分のあとはそろそろピークが近いと思います。なので僕は方向性は米債保有、つ...
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2025年8月の米国雇用統計を分析します

米国労働統計局によると、今日の米国の雇用統計は、雇用者数22,000の低水準に対し、失業率も上昇して4.32%でした。非常に悪い結果として報じられていますが、世帯調査の民間労働力(失業者+働いてる人の合計で働く意思のある大人の一般人)は43...
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2025年8月のS&PグローバルサービスPMIを確認します

S&Pグローバルによると結果は7月の55.7から54.5に低下しました。(S&Pグローバル公表資料より)6月の悪化から7月に強めに回復、そして8月にやや失速という推移であり、これは他の経済指標とも共通する違和感のない結果です。ISM非製造業...