新規失業保険申請件数が急増の原因は洪水だった背景を記録しておきます(2025年9月)

一時、新規失業保険申請件数が26万3000件で、4年ぶりの高水準、雇用の弱さとなった背景を記録しておきます。

 

Xでは翌日にポストしていましたが、この多さには違和感しかないので調べたところ洪水の影響でした。嘘の申請が増えているなどと解説してるyoutube動画もありましたが違います。

 

この指標はおかしな上昇をしたら基本、ハリケーンかストライキです。

今回、ハリケーン「エリン」が指標の三週間前にきていたので、これかな?とおもったのですが、申請が増えてるところがほぼテキサス州に集中していました。テキサスはエリンの被害を受けていません。

どうやらテキサス州は独立記念日の頃に洪水があったようで、その時の失業保険申請が9月5日に延長する措置がとられていました。テキサス州知事による関連記事はこちら もうひとつ民間の関連記事

 

これが増加の理由でほぼ間違いないと思います。

 

新規失業保険申請件数は、僕のなかでは最重要指標の一つですが、今はレイオフがあまり増えずに景気減速がゆっくりと進む状況です。そのためここまで上昇するのは不自然でした。

 

こういう違和感を放置すると誤認のもとですね。

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