昨日、米国のサービス業購買担当者景気指数が2種類出ました。
S&PグローバルとISMによるものです。
この二つは具体的な引用を控えているので報道レベルの概要を伝えると、S&Pグローバルは急落、一方でISMは上昇しましたが傾向はどちらも低下傾向です。
サービス業が低下傾向なのはよくありません。
こちらは米国GDPに占める製造業の割合です。
直近で9.9%です。
関税の話は製造業が注目されがちですが、実際に米国の経済を支えるのはサービス業です。
こちらはサービス業が占める割合です。
72%を超えておりまだ上昇傾向が続きそうです。
もしアンケート調査だけでなく、実際のサービス業が本当に失速してくるなら用心したいです。
4月は株価も急落していたのでアンケート調査は悪化しやすいですから、次の速報などでしっかり改善してくるかに注目したいですね。
一応、どちらの指標も拡大は続けていますしソフトデータ(アンケート調査など実体経済そのものを反映するわけではない指標)ですから、このまま様子を見たいと思います。
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