米国 NY連銀 5月の消費者期待調査を見ておきます(2025年6月9日公表分)

NY連銀によると、消費者期待調査は次のようになりました。

1年先のインフレ期待は0.4%低下して3.2%

3年先のインフレ期待は0.2%低下して3.0%

5年先のインフレ期待は0.1%低下して2.6%

 

米国の失業率が1年後に上昇するとの予想確率は3.3ポイント低下して40.8%、また今後12ヶ月以内に職を失うと予想する確率は0.5ポイント減少し、14.8%となりました。

 

インフレ期待の急上昇が少し前に話題になっていましたが、5月の落ち着きを見て消費者はやや楽観的になったようです。

 

良い結果ですね。

 

ただし、クリーブランド連銀のインフレナウキャストを見ると、5月分と6月分のCPI予測値が強めに上昇し始めているので、今はインフレ期待や消費者信頼感調査を、あまり全体認識に影響させないほうが良いかなと思います。

 

物価は次のCPI、雇用は雇用統計等に動きが起きる可能性があるので、そちらを重視していこうと思います。

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