2021年の8月23日に口座を開設してからの成果と、どのように投資してきたかを記録していきます。記事中の経済指標の話は、全て米国経済のデータです。
成果
今のところ運用成果は余剰資金込みで+51.4%(2月1日)です。
1,400万円を運用しています。
最大ドローダウン
最大ドローダウンは-14%ぐらいです。(口座を見てない時期もあるので推測)
経過
2021年
この年はリターンも損失も実質ありません。
初めの頃は個別株も投資していましたが、FRBのテーパリングと利上げのため、近い将来20%以上の下落があると判断し撤退しました。
株価には実体経済が左右する場面と、需給が左右する場面と二つの局面あり、当時は需給が強く左右すると考えていました。その理由は、資産運用会社やヘッジファンドなどが、金融引き締め局面では下落しても買ってこないためです。この場合、ボラティリティは上がり、些細なことで‐20%を超えて下落します。
反省点は、無駄な取引が多くパフォーマンスを圧迫しました。
2022年
前年秋から8か月ほど静観していました。
年初からインフレの先行指標が急激に低下しているのを見て、6月の暴落で打診買いを繰り返し運用資金の50%を投資します。
その後、実質賃金が回復し始め、それに連動するように小売売上高の前月比の改善が見られました。消費が潜在的に強いことがわかり、インフレ鈍化が消費を押し上げればリセッションが回避されると判断します。
さらに原油や天然ガスの低下、家賃の先行指標である新築家賃価格の低下などを見て、秋の暴落で残りの50%の資金を一括で投資しました。
反省点はこの年もまだ少し無駄な取引をしていました。
2023年
当時よく言われていた賃金インフレは起きないとわかっていたので、そのまま株式を保有し続けます。春先にシリコンバレー銀行の破綻などが起き、銀行危機が発生することを心配しましたが、金融ストレス指数などがすぐに低下したため静観します。
そしてGDPNowと、ブルーチップコンセンサスが上昇し始めたのを確認し、リセッションの回避をさらに確信します。実際、この頃からマーケットはソフトランディングを織り込んでいます(ブルーチップコンセンサスが上昇するというのはそういう事です)
その他、1つ残していた個別株を撤退します。
2024年
ポジションを保有したまま、8月に日本株を中心とした暴落が発生します。
まずS&P500が5%下落したところで、新NISA用資金3分の1を投資、8月5日に日本株の大暴落を見て残りの3分の2を投資します。
画像では8月6日とありますが、実際には8月5日のNY市場の寄り付きで買っています。円決済なのは当時すごいペースで円高になっていたのでドルの準備をし損ねてそのまま買いました。
この年の注文はこの2件だけで理想的な運用だったと思います。
2025年
NISA用の今年の資金を入金しました。
春節明けにトラッカーファンドオブ香港を運用資産の4.5%程度買いました。
その後2月18日に南部国境の移民遭遇数のデータを見て、移民流入が2024年の3分の1程度であること、その他いくつかの理由で株式100%を続けてきたポートフォリオを一部売却しました。
今は28%現金で残りが全世界株と香港株です。
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