米中合意より大事な4月の暴落時の立ち位置

4月の大暴落から一転、株価が上昇してますね。

 

巷では米中合意が理由として伝えられています。

 

たしかに関税率の引き下げは予想以上でしたが、4月からの強烈な下落と最近の上昇はニュースで解釈していると誤解のもとです。

 

背景にあったのは、異常な売りポジションとその巻き戻しです。

 

株式ポジションの傾き

ISABELNETの連結株式ポジショニングをみると、4月前半の売りは数年に一度あるような強烈なもので、市場参加者の大半が異常に売りまくっていたことがわかります。

 

ちなみにISABELNET.comは、参考になる情報を高頻度で更新しているので、まだ知らない方がいたら一度覗いてみると良いかもです。

 

他にも、アメリカ個人投資家協会、投資家センチメント調査の過去の感情データによると、4月の暴落前には弱気な投資家が過去1年で最も増えたことがわかります。

 

つまり売る人がいないので戻すしかなく、極端に言えばニュースのネタはなんでもよかったのかなと思います。

 

暴落を買っていく

逆張り投資をしていくなら、米中協議をどう分析するかよりも、この1か月の傾きを振り返るほうが今は大事です。

 

僕は典型的な逆張り派です。

 

4月の下落では、7日の日本時間の引けにかけてオルカンのETF2559をまとめて買いました。(4日のNY時間にも買ってます)

 

今のところ良い所で買えました。(関連記事

 

去年の8月5日も、NY時間の開始と同時に買ったのを覚えてます。

 

良い所は毎回ひどいときです。

 

心が負けたら狩られるしかない

7日の日本時間の引けというのは、含み損を抱えたまま悩む人が、ストレスから逃れたいと思いつつ、画面の前で悩んで悩んでやっぱり損切りしようと手放していく時間でした。

 

だからそこを狙いました。

 

数時間前から買うと決めて狙ってます。

 

逆に寄りや引けで負けポジを売る行為は基本ダメです。

 

そういう投資家さんは心が負けてるような気がします。

 

なぜなら相場の短期的利益は人の損失だからです。

 

それなのに怖いときに売るなんて狩ってくださいと言ってるようなものです。

 

その例が、引けで負けを売るという行為です。

 

4月からの相場で考えておきたいのは、誰もが弱気の時、売りまくってる時に、自分の心が狩る側に立っていたのか、狩られる側にいたのか振り返る事だと思います。

 

そのために紹介したデータなどを参考にしてほしいです。

 

もし自分の心が狩られる側に立っていたのならそこを治さないと、次もその次も買えませんからね…。次回もしっかり買っていきましょう!

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