昨夜の相互関税一時停止前に買いに向かった背景

世界的に株価が強烈に上昇しています。

 

いつも暴落を買ってますと言ってきましたが、今回Xを始めてから初めてリアルタイムに暴落買いを発信できてよかったです。

 

今日はその考えに至る背景を書いてみます。

※こちらは今回買った7日の分、このほか4日の夜時間にVTも買ってます。

 

トランプ大統領は3期目しか頭にない

プーチンも習近平も、独裁的権力者はそれまでのルール破り、権力を維持してきました。なのでトランプもやりたいことは同じです。

 

調べたところ憲法を改正して3期目も続けるのは無理です。現実的にはおそらく、選挙を延長するか、クーデターぐらいしかありません。

 

前者は議会承認が必要なので支持率が高くないとできません。

 

後者の場合だと物理的には可能ですが、軍は大統領ではなく憲法に忠誠を誓っているので、大統領が間違ったことをした場合に従わない選択肢が可能です。そのため、支持率が低い大統領では軍が分裂し成功確率が落ちます。

 

つまり、3期目を目指すトランプ大統領は支持率をかなり気にしている可能性が高いです。

 

そのため、株価の下げに本音では耐えられないと見ていました。

 

経済動態から見ると下げすぎ

いつもの経済分析から考えると、今回の関税で-25%近く下落するのは下げすぎに感じます。

僕が警戒している移民流入減少を考慮してもこれは下げすぎです。

 

過去のデータでは絶好の買場は暴落時

株の長期投資は、大幅下落の時に絶好の買場になることが多々あります。次のリンクは度々紹介していますが、改めてバンガードの大変参考になる記事を紹介します。

市場が下落した時に何をすべきか

 

底値はわからないということは買わないといけない

よくマーケットには、底値はわからないという人が多いですが、本当にその言葉を理解してる人は少ないです。

 

僕も今回、底値がどこになるかなんてわかりませんでした。

 

でもわからないなら、異常な売りが出たときは、直観を意図的に捨てて買い向かわないといけません。その時まだ下げそうだとか、終わらないだろうとか僕もめっちゃ思いますが、わからないのですからそういう本能に従うことは間違っています。

 

逆にわかっていることは、お金の価値が永遠に低下することや、資本主義世界の人類にとって企業がなければ生きられないという事です。

 

つまり自分の投資先(僕は全世界株が主力です)は、永遠に価値が上昇するという真理だけが確かです。つまりどのみち上昇するのですからどこで買おうが大差ありません。

 

-20%で買った後、-50%になって買った人がいたらよかったじゃん!ってだけです。

 

自分が-20%で買った事で資産は増えるわけですから、その差-30%を気にする意味が全くないです。

 

買いそびれるリスクを軽視しない

でも結局、-50%で買えたらそのほうが良いと思うかもしれませんが、それは少し違います。

 

なぜなら、-50%を待つ思考の人は、次の-20%で買いそびれるからです。

 

世界恐慌前の米国株バブルや、日本のバブル期など異常割高な場合は別ですが、そうでないなら買いそびれるリスクもしっかり考えないといけません。

 

資金管理を工夫すれば暴落を買える

暴落を買うと言っても、別に全部一括で買う必要はないです。

 

僕も今回は、4日と7日の陰線で買いました。

 

しっかり打診買いをしていくことで、予想が外れても結果的に勝てるという仕組みにしておくと簡単に暴落を拾えます。

 

もちろんそのため、買いそびれた分もあるので100点にはなりません。

 

でも投資は、白でもない黒でもない運用をすることが大事です。

 

僕は100点を目指す投資家より、75点ぐらいの運用が結果的に有利だと考えています。

 

最後に

まだ本当に底なのかはわかりません。

 

でも2022年の2回の底値付近、2024年の8月の下げ、そして今回2025年4月の下げ、全部拾って来た思考を書いてみました。

 

良かったら参考にしてください。

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