S&PグローバルとISMの5月分サービス業購買担当者景気指数(PMI)が出ました。
この二つは具体的引用を控えているのでざっくりお伝えすると、S&Pグローバルでは改善、ISMは悪化となっています。
二つの調査は同じ結果にならないことはよくありますが、この半年の推移をみるとどちらも低下傾向です。
これは移民流入の減少が本格化し始めたころや、ADP雇用統計が悪化し始めたころと、概ね一致しています。
ISMの方がブレが少なくわかりやすいので、推移が気になる方はこちらを参考にしてください。
ちなみにS&Pグローバルの詳細な報告には、僕が考えてるGDP1.5%~2%ぐらいよりも、低い成長になる可能性が示唆されていました。
また、米国経済分析局によるとGDPに占める民間サービス業の比率は直近で72.2%です。
つまりサービス業の失速は成長に直結します。
やはり関税騒動よりも前から米国の成長がゆっくりと始まっている可能性がありますね。
最近、このブログでお伝えしてきたシナリオを裏打ちするデータが増え始めたので、ある意味ほっとしますが、少し油断できない展開になりそうです。
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