国際通貨基金(IMF)による世界経済見通しが更新され次のようになりました。
このブログでよくお伝えしてると思うので理由は省略しますが、米国の1.8%というのは概ね予想通りです。
僕の印象ではIMFは厳しめに予想することが多いと感じるので、実際には2%ぐらいで考えてもいいかもしれません。
また、米国株のGDPは米国のGDPではなく、世界のGDP成長率に連動しています。その意味では世界のGDPが2.8%とあることは楽観できます。インフレ率を加えた名目GDPではおそらく5%ぐらいになるのではないでしょうか。
こういった事を考慮するとS&P500は6,650ぐらいまで上昇する余地があります。
この数字は去年、多くの専門家が5,500前後、高くても5,700ほどで予想する中、6,400付近を目指すと考えた目安と同じ根拠の見立てです。
実際には6,152まで上昇しましたね。
もちろん短期的に目指せる上限ではありませんが、トランプ関税で大幅に悪化したセンチメントが「あれ、節約する必要なかった?」と変わってきたときに目指せる目安になります。
長くフォローしてくれてる方はご存知だと思いますが、S&P500が6,650ぐらいまで上昇する余地がある理由は、こちらの記事「バフェット地数の落とし穴」を参照してください。
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