米国 新規失業保険申請件数が出ました(2025年3月20日分)

米国労働省リリースによると

3月15日までの週の、季節調整済みの新規失業保険申請件数は22万3000件とんりました。前週の修正値から2000件増加した。

3月8日までの週の季節調整済み継続失業保険申請件数は189万2000件で、前週の修正値から3万3000件増加しています。

 

かなり少ない状況が継続しています。

 

関税懸念で生産者や購買担当者のセンチメントが悪化するだけでなく、消費者も景況感が悪化しているのに、この数を保っているのは良い傾向ですね。中小企業のアンケートでは雇用の質の問題がインフレの問題よりも大きいとの意見が増えていたので(関連記事おそらく実体は人手不足をそれ以上に懸念しレイオフを控えているのだと思います。

 

この指標は最重要指標であり、それが悪化していないのですからやはり米国経済は失速はするけど今のところリセッションではないという見立てを引き続き維持していきます。

 

経済失速以上、リセッション未満というのはなかなか動くに動けない、そんなことを思う失業保険申請数でした。

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