NY連銀 消費者期待調査
インフレ、雇用、家計の3種類を計21項目調査しています。
数が多いので今回はざっくりな認識をお伝えします。もし気になる方は次の引用元リンクからチェックしてみてください。※消費者期待調査の直接リンクはこちらです。
インフレ予測
NY連銀によると
消費者によるインフレ期待は1年先、3年先で変化なしの3%でした。
商品価格の予測が今回上昇していますが、過去半年ほどの傾向は低下しています。
雇用予測
雇用に関する調査は6種類あるのですが、全体的な推移は概ね横ばいか、やや失速気味が多い印象です。
家計予測
世帯収入や支出増の予測はやや失速しています。
一方で、世帯の経済状況については全体的に改善との認識が少しづつ増えています。
まとめ
総合的に判断すると、消費者はタイトな労働市場が終わりを告げようとする中で、この1,2年あった強すぎる賃金上昇や、仕事探しが楽だった環境が無くなりつつあるのを意識しているように見えます。その一方でインフレの鈍化が進んだことで家計はやや楽になってきた。そんな感じでしょうか…
あと面白いのは株価上昇への期待が僅かに上昇傾向なので、個人はまだしっかり買う気が残っているように感じますね。
FDIC公式サイトチェック
経済指標ではありませんが銀行破綻のアナウンスがないかチェックしたところ新しい破綻はありませんでした。
コメント