米国労働統計局によると、5月10日までの週の季節調整済み新規失業保険申請件数はその前の週と変化なく229,000件となりました。(前の週は1000件上方修正されています)
継続失業保険申請件数は1,881,000人で、前週の修正値から9,000人増加しました。
新規失業保険申請の推移はこちらです。
いつもお伝えしているようにこの指標は最も早く実体経済を伝えてくれる優れもので、リセッションの前には持続的に上昇していく最重要指標です。
30万以上で要注意ですが今は健全な状態です。
センチメントの悪化に経済が踏みとどまったことが明らかになってきたので、これでリセッションを主張するのは客観的ではありません。
継続保険申請も200万を超える様子はなく、転職がスムーズであることを示唆しています。
引き続き新規失業保険申請件数に注目していきます。
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