GDPnowが大幅に悪化しましたが心配はいらないと思います

GDPnowってなに?

という場合はこちらの記事を参考にしてください。

 

アトランタ連銀GDPnowが、-1.5%となりました。

 

Xでは一部のプロの方が「主因は個人消費の低迷」とポストしていましたが違います。

 

次の画像はGDPnowの資料です。

消費と純輸出に赤丸をつけました。

 

消費は前回から0.66落ちて0.87ポイント、一方で純輸出は3.29落ちて‐3.7ポイントです。

 

確かに消費も失速してはいますが、主因は貿易赤字の急激な拡大です。(ブルームバーグの関連記事)背景にあるのはトランプ関税前の駆け込み輸入ですね。

 

つまり今回のGDPnowの強烈な下げは一過性であり、-1.5%にもなるような景気後退を心配する状況ではありません。

 

今の米国経済は2024年に比べて失速はしています。

 

ただし、それがリセッションをするほどに下げるという見解は行き過ぎの可能性が高いので注意してください。

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