米国CPI

経済日記

【米インフレの実態】2025年6月CPIから読み解く価格転嫁と消費動向

6月の米国消費者物価指数(CPI)が出ましたね。米国労働統計局によると、結果は次のようになりました。6月のCPI結果総合前月比 +0.3%(前回+0.1%)前年比 +2.7%(前回+2.4%)食品とエネルギーを除くコア前月比 +0.2%(前...
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米国のCPI上昇率と小売売上の上昇率が変わらないトリックを解説します

さきほど過去4年間の小売売上高とCPIの上昇率がほとんど変わらない、むしろ物価のほうが上昇率が高いというポストをみかけました。このデータは、一見米国人の消費が物価上昇程度しか伸びていないと錯覚します。米国経済指標を見続けてきた僕としては、こ...
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米国 輸入物価5月分の解説と関税でも物価上昇が弱い理由のおさらいです(2025年6月17日公表分)

米国労働統計局によると、2025年5月の米国の輸入物価は、前月比で0%と変化なし、前年同月比で+0.2%となりました。輸入物価の現状をチェック詳細を見ると、燃料輸入が前月比で-4%(前年同月比-15.7%)となっており、価格を抑えた主因です...
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米国 5月の消費者物価指数(CPI)を見ておきます(2025年6月11日公表分)

関税の影響はどうなったか注目のCPIです。概要米国労働統計局によると、5月の消費者物価(CPI)は次のようになりました。総合前月比 +0.1%前年同月比 +2.4%食品とエネルギーを除くコア前月比 +0.1%前年比 +2.8%※みんかぶサイ...
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米国 4月のCPIを見ていきます(2025年5月14日公表分)

米国労働統計局によると、4月の消費者物価指数(CPI)は次のようになりました。総合前年比 +2.3%前月比 +0.2%食品・エネルギーを除くコア前年比 +2.8%前月比 +0.2%では注目ポイントを見ていきます。エネルギーと卵3月CPIの記...
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ダラス連銀展望調査を見ておきます(2025年4月29日公表分)

地区連銀の調査は複数ありますが、個人的には詳細が把握しやすく規模が大きくブレ幅の小さいダラス連銀の調査を重視していますので、今日はこちらの4月の展望調査を見ておきます。サービス部門ダラス連銀のテキサスサービス部門展望調査によれば、4月の一般...
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米国 3月の消費者期待調査が出ました(2025年4月14日公表分)

米国の消費者の経済認識は3月に悪化しました。ニューヨーク連銀によると1年後のインフレ期待(予想)は0.5%上昇して3.6%、3年後は3.0%で変化なし、5年後では0.1%低下して2.9%となっています。1年後に家計の経済状況が悪化すると予想...