米国インフレ

経済日記

米国 3月消費者物価指数(CPI)が出ました(2025年4月10日公表)

米国労働統計局によると3月消費者物価指数(CPI)は次のようになりました。総合CPI 前年比+2.4% 前月比-0.1%コアCPI 前年比+2.8% 前月比+0.1%エネルギーは鈍化し卵の高騰も落ち着く表2を見るとエネルギー、ガソリン、燃料...
総合認識

現時点の米国の物価上昇圧を調べてみました

今日はこちらの記事でまとめた物価の先行指標を改めて全てチェックしてみました。インフレ先行指標インフレナウキャストクリーブランド連銀のインフレナウキャストによれば、4月4日更新時点の3月分(4月公表)の前年同月比CPIが2.49%、4月が2....
経済日記

昨夜の経済指標を見ていきます(ユーロ圏物価、米国製造業PMI、米国JOLTS求人、ダラス連銀非製造業景況感調査、2025年4月1日分)

昨夜は気になる指標が多いので、まとめていきます。ユーロ圏インフレ率ユーロスタットによると、欧州圏(27か国)ではなくユーロ圏(19か国)のインフレ率3月分は、速報値で2.2%となりました。1月の2.5%から2.3%、そして2.2%と低下して...
総合認識

昨夜の米国株の下落について思う事(PCE価格指数とミシガン大インフレ期待と合わせて)

昨夜の米国株はS&P500で約2%の下落と、強めに下げました。この下落について報道ではミシガン大学消費者信頼感のインフレ期待の上昇と、コアPCE価格指数(前月比)の上振れを嫌気、とされていますが、この解釈は少し注意しておきたいので、その辺り...
総合認識

賃金上昇は物価上昇をけん引するのか

米国では移民流入が激減しているため、その影響で物価上昇を懸念する声があります。また、日本も人手不足から賃金上昇がおき、物価が強く上昇していくという声があります。今日はこのあたりについて、考えてみます。マーケットが思うほど賃金は物価をけん引し...
総合認識

米国 2月の消費者調査を振り返りインフレ期待を考えておきます

ミシガン大学消費者信頼感ミシガン大学によると消費者信頼感は57.9となり前年比で-27.1%となりました。1年先のインフレ期待は4.3%から4.9%に上昇しています。次のチャートはあまり見る機会がないと思いますが、信頼感調査の年率比の推移で...
総合認識

トランプ政権第一期目の対中関税と物価推移を調べてみた

米国の関税がどの程度物価に影響するのか、トランプ政権第1期目の影響を調べてみました。トランプ政権第一期目の対中関税タイムラインwikiの米中貿易戦争によると、次のように発動されています。 2018年7月6日 第1弾340億ドル相当の中国製品...