経済日記

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ダラス連銀 5月のテキサス州製造業展望調査を分析します(2025年6月30日公表分)

ダラス連銀によると6月のテキサス州製造業展望調査の結果は次のようになりました。概要※主なものを抜粋しています。指標6月5月前月比の変動生産+1.3+0.9+0.4稼働率-1.0-1.5+0.5新規受注-7.3-8.7+1.4受注の伸び率-1...
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毎月の米国リセッションチェックをしていきます(2025年6月末時点)

月末なのでリセッション予測リストから、兆候を確認していきます。先にお伝えしておくと、今回も底堅さと弱さの両方が混在しているため、一概に米国経済は強い、あるいは弱い、と言える結果にはなりませんでした。雇用指標新規失業保険申請件数と、継続失業保...
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米国 5月の個人消費支出とPCE価格指数などGDP関連指標を確認していきます(2025年6月27日公表分)

米国経済分析局によると、前年同月比で次のようになりました。各指標の概要個人消費支出 +4.5%個人所得 +4.5%PCE価格指数 +2.3%コアPCE価格指数 +2.7%一人当たり実質可処分所得 +1.1%貯蓄率 4.5%個人消費にはまだ余...
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米国 第1四半期GDP(3次推計)を分析していきます(2025年6月26日公表分)

米国経済分析局によると、米国の第1四半期のGDP確報は年率換算で前期比-0.5%となり、2次推計の+0.2%から下方修正となっています。Q1のGDPを改めて詳細で確認すると、個人消費支出が前期の4.0%から0.5%まで大幅に落ちていました。...
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過去のフェデラルファンド実効金利と株価推移を振り返る

最近になり、FOMCメンバーから利下げについて言及する発言が出始めています。ボウマン理事、ウォラー理事、そしてシカゴ連銀のグールズビー総裁が言及しており、全員投票権があります。特にボウマン理事は副議長であり去年の利下げに反対票を投じた方です...
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米国のCPI上昇率と小売売上の上昇率が変わらないトリックを解説します

さきほど過去4年間の小売売上高とCPIの上昇率がほとんど変わらない、むしろ物価のほうが上昇率が高いというポストをみかけました。このデータは、一見米国人の消費が物価上昇程度しか伸びていないと錯覚します。米国経済指標を見続けてきた僕としては、こ...
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米国 新規失業保険申請件数をチェックしておきます(2025年6月18日時点)

一番重視してる経済指標を2回すっとばしました(笑)前回と前々回の24万以上の結果により、新規失業保険申請件数の4週間移動平均が上昇しています。まだ過去のリセッションと比べると少なく底堅いと言えるレベルですが、この指標は景気が失速していくとき...