経済日記

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ダラス連銀展望調査を確認したところ関税の価格転嫁は概ね終了している可能性(2025年8月分)

ダラス連銀地区の展望調査が出ましたので詳細をお伝えします。ダラス連銀展望調査の重要性ダラス連銀の管轄には、全米第2位の経済規模であるテキサス州が含まれており、近年は先端半導体工場や、テック企業が増えている重要州です。また、地区連銀の景況調査...
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米国 7月の小売統計をまとめておきます(2025年8月公表分)

米国の小売統計7月分の詳細を確認しておきました。最近、インド株や政治の事を調べており、今回はメモ程度の内容になっていますがご了承ください。結果米国センサス局によると結果は次のようになりました。前月比 +0.5%前年比 +3.9%では詳細なデ...
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米国 7月の生産者物価指数には見通しを変えるほどの変化が起きています(2025年8月公表分)

米国労働統計局によると、2025年7月の生産者物価指数(PPI)は、前月比+0.9%、前年比+3.3%となりました。今回のPPIの上昇は、簡単に言えば6月の楽観を帳消しにする内容になっています。以下前月比で見ていきます。関税の影響最終需要財...
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米国 7月のインフレ率の詳細を解説します(2025年8月公表分)

米国労働省によると結果は次のようになりました。結果総合CPI前月比 +0.2%前年比 +2.7% (前回+2.7%)季節調整済み過去1年の推移↓食品・エネルギーを除くコアCPI前月比 +0.3%前年比 +3.1%季節調整済み過去1年の推移↓...
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2種類のサービスPMIから米国経済の7月の回復を考えてみます(2025年8月公表分)

米国のサービス部門の動向と、7月の回復を確認しておきます。※始めの二つの指標は、民間の調査のため具体的な数字の引用は控えています。ご了承ください。S&PグローバルサービスPMIS&Pグローバルによると、年初来で最も強い成長となりました。新規...
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7月の雇用統計は大荒れも想定通りの結果になってきました(2025年8月公表分)

昨夜の雇用統計は大荒れとなりました。米国労働統計局によると7月の雇用者数は73,000人となり、予想108,000に対し大幅に少ない結果となりました。さらに5月、6月の下方修正が非常に大きく、特に6月は147,000人から14,000への激...
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米国 2025年Q2のGDP速報を解説します GDP+3%も実体は減速傾向

遅れてしまいましたが、2025年Q2の米国GDPの速報をチェックしました。米国経済分析局によると、実質GDPは+3%の成長(前期比年率)となりました。強い結果となったことで投資系インフルエンサーも強気な意見が目立っていますが、僕の見立てでは...