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米国 2月の消費者調査を振り返りインフレ期待を考えておきます

ミシガン大学消費者信頼感ミシガン大学によると消費者信頼感は57.9となり前年比で-27.1%となりました。1年先のインフレ期待は4.3%から4.9%に上昇しています。次のチャートはあまり見る機会がないと思いますが、信頼感調査の年率比の推移で...
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最近の中国経済指標を確認し中国政府が動く可能性を考えます

最近の中国の経済指標を確認していきます。中国国家統計局のリリースによると、次のようになっています。中国は春節の影響は均すために一部の指標は1-2月の統計を一緒に出している事に注意してください。(同期比とあるのがそれです)直近経済指標工業生産...
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トランプ政権第一期目の対中関税と物価推移を調べてみた

米国の関税がどの程度物価に影響するのか、トランプ政権第1期目の影響を調べてみました。トランプ政権第一期目の対中関税タイムラインwikiの米中貿易戦争によると、次のように発動されています。 2018年7月6日 第1弾340億ドル相当の中国製品...
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米国 2月の越境移民遭遇数が出ました(重要)(2025年2月分)

なにこれ…米国税関・国境警備局(CBP)によると2月の南部国境での越境移民遭遇数は、たったの11,706となりました。少なすぎます。推移を見てもらえばわかりますが、ほとんどもういません。1月の減少も危機的でしたが、まだ季節性がありました。で...
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米国のクレジットカードローンと商業用不動産ローンの延滞率などまとめてチェック

今日は米国の各種ローン延滞率をチェックしてみました。クレジットカードローン延滞率ここ数年の上昇が問題視されていましたが、時給労働者を含め賃金上昇率は物価上昇率を完全に上回っており、インフレ率も基本的には最近は落ち着いてるので、上昇はピークを...
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トランプ大統領の関税発動で米国のインフレ率は上昇するのか?議会予算局の分析と過去の動向

関税が課された場合の物価の影響を調べてみました。議会予算局によるPCE価格指数1%上昇の試算調べてみると米議会予算局(CBO)が昨年12月18日に分析していました。資料によると次のようになっています。 商品価値に10%の関税を一律に引き上げ...
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米国のリセッションの兆候(2月末時点)をチェックしました

米国のリセッション(2月末時点)の兆候をこちらの記事にまとめた14種類のデータでチェックしました。今回は前回と違い少し変化があります。まず昨日から記事にしているGDPnowが大幅に減速し実質成長率予測が-1.5%のマイナスになっています。こ...